「英語の会議を効率的に記録したい」「AI文字起こしツールの選定に迷っている」——グローバルビジネスが増える中、こうした悩みを持つビジネスパーソンが急増しています。
本記事では、英語の文字起こしで高い評価を得る「Otter AI」の特徴、精度、料金プランを徹底解説します。また、Felo字幕やNottaなど主要な競合ツールとの比較も行い、自社に最適なツール選びをサポートします。
- Otter AIの基本機能と特徴
- 文字起こし精度の実力(英語特化)
- 日本語対応の現状と制限
- Felo字幕・Nottaなど競合との比較
本記事は5分で読めます。最後まで読めば、Otter AIが自社の課題を解決するツールかどうか、明確に判断できます。
Otter AIとは?基本機能と特徴
Otter AI(オッターAI)とは、アメリカのOtter.ai社が提供するAI音声認識・文字起こしサービスです。特に英語の会議録作成において高い精度を誇り、シリコンバレーのスタートアップやグローバル企業で広く利用されています。
主な機能
- 音声認識・文字起こし:英語を中心とした音声テキスト変換
- リアルタイム文字起こし:会議中に同時進行でテキスト化
- 話者識別:会議の参加者を自動判別
- キーワード検索:文字起こしテキストからキーワード検索
- クラウド保存:Otter AIクラウドに自動保存
料金プラン
| プラン | 料金 | 録音時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Basic(無料) | 0円 | 毎月30分 | 機能制限あり |
| Pro | 8.33ドル/月(年払い) | 毎月1,200分 | 基本的な機能すべて |
| Business | 20ドル/ユーザー/月 | 無制限 | チーム機能・管理コンソール |
| Enterprise | 要問い合わせ | 無制限 | SSO・カスタム契約 |
Google Meetの文字起こし方法もあわせてご覧ください →
Otter AIの文字起こし精度を検証
Otter AIの最大の特徴は、英語の文字起こし精度です。実際の使用シナリオに基づき、その実力を検証します。
英語認識の精度
英語の音声認識は非常に高精度で、ビジネス会議であれば97%以上の認識率を実現しています。特に、専門用語や固有名詞の認識に強く、IT・スタートアップ業界での評価が高いです。
日本語対応の現状
Otter AIは日本語に対応していません。 公式サイトでも対応言語として英語のみが記載されています。そのため、日本語の会議録作成には適していません。
対応言語一覧
英語のみに対応しており、その他の言語には対応していません。これはOtter AIの最大の制約と言えます。
Otter AIの使い方:導入から活用まで
Otter AIの導入手順から実際の活用方法までをステップごとに解説します。
STEP 1:アカウント登録
Otter AIの公式サイトにアクセスし、Googleアカウントまたはメールアドレスで登録します。
STEP 2:アプリのインストール
iOS/Androidアプリ、またはChrome拡張をインストールします。
STEP 3:会議の録音開始
アプリ内で「Record」ボタンを押すと、音声認識・文字起こしが開始されます。Web会議ツール(Zoomなど)と連携する場合は、Otter AIを会議に参加させる必要があります。
STEP 4:テキストの編集・共有
文字起こしが完了したら、テキストを確認し、必要に応じて修正します。他のユーザーと共有することも可能です。
Microsoft Teamsの文字起こし方法も解説しています →
Otter AIのメリット・デメリット
Otter AIを導入する前に、メリットとデメリットを把握しておくことが重要です。
メリット
- 英語認識精度が極めて高い:ビジネス会議で97%以上の認識率
- 専門用語の認識に強い:IT・スタートアップ用語にも対応
- キーワード検索が便利:録音データから検索可能
- 無料枠がある:毎月30分まで無料
デメリット
- 日本語非対応:これは日本企業にとって致命的な制約
- ボット参加型:Web会議で使用する場合、ボットを会議に参加させる必要がある
- 翻訳機能がない:文字起こしのみで、翻訳は別途ツールが必要
- 英語圏企業向け設計:日本語サポートが期待できない
Otter AI vs Notta vs Felo字幕:主要ツール比較
文字起こし・翻訳ツールの主要3サービスを比較しました。
| 項目 | Otter AI | Notta | Felo字幕 |
|---|---|---|---|
| 運営元 | Otter.ai(米国) | Not Inc | Sparticle |
| 対応言語(認識) | 英語のみ | 40+言語 | 20+言語 |
| 対応言語(翻訳) | なし | 40+言語 | 90+言語 |
| 日本語対応 | ❌ | ○ | ○ |
| リアルタイム文字起こし | ○ | ○ | ○ |
| Web会議ボット方式 | ボット参加型 | ボット参加型 | ボット不要 |
| 料金(月額) | 8.33ドル〜 | 約2,000円〜 | 9ドル(約1,400円)〜 |
| 専門用語認識 | ◎(英語) | ○ | ○ |
それぞれのツールが向くシチュエーション
Otter AIが向く場合:
– 英語のみの会議が大多数
– IT・スタートアップ業界で専門用語が多い
– 日本語対応は不要
Nottaが向く場合:
– 多言語対応が必要(日本語・英語など)
– 英語中心のグローバルチームで利用する
– 話者識別の精度を重視したい
Felo字幕が向く場合:
– 日本語・英語両方の会議がある
– Web会議でボットを参加させたくない
– リアルタイム翻訳字幕が必要(90+言語の翻訳出力)
– Zoom・Google Meet・Teamsなど複数のツールを利用する
Felo字幕で多言語対応のリアルタイム翻訳を実現
ここからは、Otter AIの制約(日本語非対応)を克服する選択肢の一つとして、Felo字幕の特徴を解説します。
Felo字幕とは
Felo字幕とは、ボットを会議に参加させることなく、リアルタイム翻訳字幕を実現するツールです。日本語・英語を含む20+言語の認識に対応し、90+言語の翻訳出力が可能です。
Felo字幕が選ばれる3つの理由
1. 日本語・英語両対応
Otter AIが対応していない日本語を含め、20+言語の認識に対応しています。日英混在の会議でも、スムーズに文字起こし・翻訳が可能です。
2. ボット不要の安心感
参加者に「知らないボットが会議にいる」違和感を与えません。システム音声キャプチャ技術により、外部ツールの介入なく会議音声を取得します。
3. リアルタイム翻訳字幕
文字起こしだけでなく、90+言語へのリアルタイム翻訳も可能です。グローバルな会議で、各自が母語で字幕を表示できます。
Felo字幕なら、多言語会議の課題を解決できます
導入ステップ(STEP 1〜3)
STEP 1:Felo字幕アプリのインストール
公式サイトからデスクトップアプリ(Windows/Mac)またはChrome拡張をインストールします。
STEP 2:会議ツールの選択と設定
使用するWeb会議ツール(Zoom/Teams/Meetなど)を選択し、字幕の表示言語を設定します。

STEP 3:会議に参加し字幕を確認
通常通りWeb会議に参加すると、画面上にリアルタイム翻訳字幕が表示されます。

Otter AI vs Felo字幕:コスト比較
| 項目 | Otter AI Pro | Felo字幕 Personal |
|---|---|---|
| 月額料金 | 8.33ドル(約1,300円) | 9ドル(約1,400円) |
| 月間利用時間 | 1,200分 | 5時間 |
| 日本語対応 | ❌ | ○ |
| 翻訳機能 | ❌ | ○(90+言語) |
| ボット方式 | ボット参加型 | ボット不要 |
※Felo字幕の5時間はPersonalプランの場合。Businessプランで無制限になります。
3つのツールの使い分けガイド
自社の状況に応じて、最適なツールを選ぶためのガイドです。
チェックリスト
| 質問 | Yes → Otter AI | Yes → Notta | Yes → Felo字幕 |
|---|---|---|---|
| 会議言語は英語のみ? | ○ | – | – |
| 日本語の会議もある? | – | ○ | ○ |
| ボットを会議に参加させたくない? | – | – | ○ |
| リアルタイム翻訳が必要? | – | △ | ○ |
| 専門用語(英語)が多い? | ○ | △ | △ |
| 月間1,200分以上利用? | – | – | Businessプラン |

よくある質問(FAQ)
Q1:Otter AIは日本語に対応していますか?
いいえ、Otter AIは日本語に対応していません。英語のみの対応となっており、これは日本企業にとって最大の制約と言えます。
Q2:Felo字幕は英語の専門用語に対応していますか?
はい、英語の専門用語にも対応しています。IT・ビジネス用語を含め、幅広い分野の用語認識が可能です。
Q3:Otter AIとFelo字幕のどちらが安いですか?
Otter AI Proは月額8.33ドル(約1,300円)、Felo字幕 Personalは月額9ドル(約1,400円)と、料金面ではほぼ同じです。ただし、Felo字幕は翻訳機能と日本語対応が含まれているため、機能面ではコストパフォーマンスに優れています。
Q4:Otter AIのボット方式とFelo字幕のボット不要方式の違いは?
Otter AIはWeb会議にボットを参加させ、ボットが音声を録音する方式です。一方、Felo字幕はシステム音声を直接キャプチャするため、ボットを参加させる必要がありません。
Q5:無料トライアルはありますか?
はい、両ツールとも無料トライアルを提供しています。Otter AIはBasicプラン(毎月30分)、Felo字幕も無料体験が可能です。
まとめ:Otter AIの適した使い道
Otter AIは、英語のみの会議で極めて高い精度を発揮する文字起こしツールです。特に、シリコンバレーのスタートアップやIT企業など、英語専門用語が多い環境で評価されています。
一方で、日本語非対応という制約があるため、日本企業がグローバル展開する際には、Felo字幕のような多言語対応ツールの併用を検討することをお勧めします。
各ツールの特徴を理解した上で、自社の会議言語、利用シチュエーション、予算に最適な選択をしましょう。
